※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています
人生に挫折や後悔はつきもの?
30代を仕事に家事育児に忙しい毎日を過ごしていた私は、「30代を無駄に生きるな」に書かれているような無駄な生き方をしてきてしまいました。
この記事では、そんな私が
「時計の教え」
「30代を無駄に生きるな」
「王様ランキング」
を通して、気づいたことや意識を変えたこと、そして40代から人生を再スタートしようと思った経験談などをお伝えしています。
これから30代を過ごす人が私のように30代を無駄に生きないように、
そしてすでに40代以降の人も今からでも人生を変えることが出来ると希望が持てるようになることを願っています。
「時計の教え」で気づいたこと
皆さんは「時計の教え」と聞いて誰の、どんな話だと想像したでしょうか?
残念ながら(?)西野亮廣氏の近畿大学卒業式でのスピーチではありません。
西野亮廣氏のスピーチについて知りたい方はこちら(約16分の動画です。)
このお話はInstagramで
「心を軽くするアカウント」として【心を軽くする考え方・人生哲学について】発信されている”まめのき”さんと
【こころに響く言葉】を発信されている”rinrism”さん
が偶然にも同じ日にこの「時計の教え」について発信されていたので興味を持ったお話です。
「時計の教え」とは
この「時計の教え」とは、2019年10月にTwitterで大反響を呼んだSogoryoのオーナーであるボビー・サラツァー氏が投稿した父と息子の物語です。
「死期が近い父親が息子にこう言いました。
『この時計は200年以上も前のもので、お前のおじいちゃんが私にくれたものだ。
これをお前にやる前に、通りにあるお店に時計を持って行ってこれをいくらで買ってくれるか聞いてきてくれないか』
行って戻ってきた彼が父親に
『時計屋さんは古いからって理由で5ドル(約550円)と言ったよ』
と言うと、父親は
『コーヒーショップに行ってきてくれ』
と言いました。
行って戻ってきた彼が
『父さん、5ドルだったよ』
と言うと、父親は
『美術館へ行って時計を見せてきてくれ』
と言いました。
行って戻ってきた彼は
『100万ドル(約1.1億円)を提示してきたよ!』
と言いました。
すると父親は、
『正しい場所に行けばお前の価値は正しく評価されるということをお前に伝えたかったんだよ。
だから自分を正しい場所に置きなさい。
そうしてそうでないときでも、怒ってはいけないよ』
と言いました」
この話を伝え終えたサラツァー氏は、
「君の価値をわかっている人は、君の存在を大切にする。
そう扱ってもらえない場所には留まってはいけない」
とコメント。
引用元:FRONTROW
このお話を知った時まず私が感じたことは、
「自分の価値が正しく評価されていない」という状態に自分で気づくことが出来るだろうか?
また、そう気づいた時に果たして自分はその場所から離れる勇気があるだろうか?
ということです。
「自分」というものをきちんと持っていないと、そして自信を持っていないと、
それが正しい評価なのかわからない…
その場から離れる勇気がない…
結局このお話を読んで感動しても自分は動き出せないかも。。
と私のように感じた方もいるのではないでしょうか?
私はこの「時計の教え」を受けて、
まずは自分が自分自身を正しく知ることが大事だ
と、40歳になってこんな当たり前のことに改めて気づかされました。
環境を変える勇気を持つには
このお話のように「自分を正しい場所に置く」ために環境を変えることは勇気がいります。
私の場合は、自分で環境を変えてきたーというよりは周りの影響を受けて変えざるを得えないことが多くありました。
結婚、出産、異動、旦那の転勤、退職・・・。
いずれも自分で選んだ道ではあるものの、自分の意志だけではどうにも出来ないことの方が多かったように思います。
そして今、私はブログを書くことで初めて自分の置かれている環境を自分で変えようと動き出したのです。
私が動き出すキッカケは「自分らしさ」って何だろう?と感じたあなたへ ~自分の夢を見つける一歩を踏み出そう~という記事でもお伝えしているので良かったらこちらもご覧になってみて下さいね!
「今いる環境を変えたい!」
と思っても他の場所でやっていけるか自信がなくてなかなか踏み出せない。
では、どうすれば自信がつくのか?
答えは、
とにかくやってみる・そして努力する。
それに尽きるんだと思います。
「その勇気が出ないから悩んでるのに!」
というお声も聞こえて来そうですが…
でも、やったことがないこと、行ったことがない場所って、知らないから不安だったり怖く感じたりしますよね?
でも、1度経験すると次同じ経験をする時には1度目よりも知っていることややれることが増えている分、自信がついています。
逆にやってみないと・行ってみないと、いつまでも不安で自信がないままなんです。
だったら、もし本当に「変わりたい!」と思っているなら、
そこに留まるよりとにかく1歩踏み出してみた方が実はいいんじゃない?!
と考えが少し変わってきませんか?
私が子どもの頃の口癖は
「なんでもやってみなわからんやん!」 (訳: なんでもやってみないとわからないじゃない!)
↑
これ、私が母にやりたいことを否定される度に口に出していた言葉です笑
子どもの頃は素直にそう思えていたんですよね。
そしてその結果色んな失敗も経験してきました!笑
でもその失敗があったからこその出会いもたくさんありました!!
むしろその失敗があったからこそ、その挫折をバネに成長してきたと言った方が正しいかも?
ですので、今勇気が出なくて動き出せないと思っている人も、「変わりたい!」と思うのであれば一歩新しい世界へ飛び出してみてはいかがでしょうか?
仮に何か思っていたのと違うと感じたり、失敗したと感じることがあったとしても、それは動かなければ知ることすら出来なかった経験です。
その経験が、いずれはまた別の形で役に立つ日がくることだってあります。
人生、挫折と失敗だらけだった私が今まさにそう感じているように。
30代挫折ばかりの人生で出来なかったこと
皆さんは、「30代を無駄に生きるな」という本をご存じでしょうか?
私は中田敦彦のYouTube大学の動画で知ったのですが^^;
中田敦彦のYouTube大学で動画を観るならこちら(約44分の動画です。 )
この本を通して、すでに40代に入っている私が30代を振り返って
出来ていなかった・すれば良かった
と思った「30代ですべき考え方」について、私なりの解釈でお伝えしたいと思います。
自分の現在地を知る
まずは「30代を無駄に生きるな」の本の中で紹介されているお話からお伝えしたいと思います。
【砂漠でオアシスを探している若者の話】
砂漠で喉が渇いてオアシスを探している若者に、老人が地図・コンパス・お水をくれました。
けれど、若者はオアシスにたどり着けなかった。それはなぜでしょう?
正解は・・・
現在位置がわからなかったから
この例え話が伝えたいことは、人生も同様に
あなたが今どこにいるのか(現在地)がわからなければゴール(目標)にはたどり着けない
ということを気づかせてくれます。
では、人生における現在地とは・・・
今のあなたの状態。
客観的に自分がどんな人間なのかを職種に限らずどんな考えを持っているのか等を相手に伝えられる状態を指すそうです。
つまり、自分の棚卸が出来ていますか?
ということを問われているのです。
「自分の棚卸」とは、例えば
好きなもの | 嫌いなもの |
得意なこと | 不得意なこと |
大切にしているもの | 大切ではないもの |
これがあると幸せと感じるもの | これがあると不愉快と感じるもの |
目指しているもの | 目指したくないもの |
30代は結果や実績・考え方など自分から発信することを求められている世代とも言えます。
でも私の30代はそういった自分の棚卸をする時間を作る余裕なく、仕事・家事・育児に費やしてきました。
何を目指したいのか、自分が何をしている時に「幸せ」と感じるのか、そんなことを考える余裕がありませんでした。。
40歳を迎え、ずっと変えたかった自分を変えるちょうどキリの良いタイミングと思い「目指している自分」になるための努力を始めました。
まず何をしたのか?
それは…ダイエット!笑
出産の度に体型を戻しきれず産後太りを繰り返していた私は、自分の見た目が本当に嫌でしょうがなかったし自信もありませんでした。
でも、40歳になったことを機にここでいう「自分の棚卸」を始め、「いつまでに・どうなっていたいのか」という目標が持てたことでようやく動き出すことが出来たのです。
ちなみに、ダイエットをスタートして約半年でマイナス12キロを達成することが出来ました!
ずぼらママでもマイナス12キロのダイエットに成功した秘訣を知りたい方はこちら。
そしてダイエットの次に動き出したのがこのブログです。
今年こそ自分の足で・力で自分の人生を歩もう!
と決意することが出来たのも、まずはこの「自分の棚卸」を始めたことで「自分のやりたいこと・目標」を持つことができたことが大きいと思います。
まだ「自分の棚卸」出来ていないよ、という人も今からでも全然遅くありません。
「自分は今どこにいるのか?」
自分の現在地を把握するために、「自分の棚卸」をしてみてはいかがでしょうか?
重荷を捨てる
自分の現在地がわかったら次は何をするのか?
それは「重荷を捨てる」ということ。
この「重荷」とはこれまで経験してきた挫折や失敗から来る
“自己否定”
のことを指します。
失敗の経験を繰り返すうちに
どうせ自分なんて…
まだまだ私なんか…
上には上がいるから…
と、やる前から諦めてしまったり自信が持てない…という経験はないでしょうか?
私の30代は自己否定ばかりで、何か新しいことを始めようと思っても
どうせやっても続かないかも…
誰かに褒められても
まだまだ私なんか…
上には上がいるし…
と自分に自信がなく、素直に自分を認めることが出来ませんでした。
でも、言葉は自分に返ってきます。
口に出せば出すほど、どんどん自信がなくなっていくし、自分には価値がないように感じるようになります。
「どうせ…」「自分なんか…」という言葉は自分への呪いの言葉です。
この“自己否定”を捨てましょう、というのが“重荷を捨てる”ということだと「30代を無駄に生きるな」の著者は伝えています。
さらに、この“自己否定”という“重荷を捨てる”ためには、まず
良い言葉・希望に満ちた言葉を使うようにしましょう。
そして素敵な勘違いをしましょう。とも。
この著者の言う“素敵な勘違い”とは
「もっと自分にはいいことがあるんだ」
とたとえそれが勘違いだとしても口に出してみる。
そういったポジティブな言葉を口に出すことで「素敵な勘違い」をして、自己否定を捨てることが出来るようになるんだと。
私の30代は挫折ばかりで自己否定をしてきたのですが、この考えを聞いて40代からはもっとポジティブな言葉を使っていこうと思いました。
遅いでしょうか?
ーいえ、今からでも人生再スタート出来る!
いや、もうすでに再スタートしてる!!
だって、もう意識を変えることが出来たんですから。
自分の棚卸をして現在地を知ることが出来た。
重荷を捨てることが出来た。
さぁ、次は自分が人生の舞台に立つ番です!
40代母になってからの人生再スタート
現在40代・4人の子どもの母である私が、30代に出来ていなかったことに気づき、意識が変わり自分の人生を見つめなおすことで新たに気づいたことがあります。
それは、これまでの挫折や辛い経験・遠回りのように思えた経験も全ては今となっては自分の糧となり大切な自分にしかない経験であること。
そして、「自分には何もない」と得意なことを見つけられなかった私が、自分に合った武器を見つける大切さに気づけました。
自分自身の価値を知り、重荷を捨て、これまでの経験全てを自分の武器に変えて、40代からでも人生を再スタートする。
これが、30代を無駄に生きてきてしまった私が今出来ることであり、やりたいことです。
これまでの経験は無駄にはならない
私は、これまでに挫折や辛い経験をたくさんしてきました。
中学校時代→中2で部活のレギュラーに選出されるも同学年からいじめを受ける。
高校受験→公立推薦枠失敗。公立高校一般試験失敗。私立高校へ入学。
大学受験→公立大学受験失敗。私立大学受験合格するも短大へ入学。
編入試験→短大から大学編入を目指すも不合格。12月に慌てて就活を開始する。
入社後→1年目から組合代議員に選ばれる&残業で忙しい毎日を過ごす。(一時終電で帰る日々。。)そんな中大きなミスをして自信を失う。
結婚・出産後→職場復帰するも、慣れない育児と新しい職場環境に馴染めず、後輩にも無視され辛い日々を過ごす。
育児中→自分の子育てを否定され、相手に寄り添う会話を意識してきたのに「口ばかり…」と自分自身も否定され、子育てにも自分にも自信を失う。
「もうダメだー・・・。」
と何度も思ったし、忙しすぎてキャパオーバーになり物忘れがひどくなった時もありました。
無気力になって、仕事や家事以外は横になって何もしたくない日々も過ごしました。
「自分は不幸だ」と言いたいわけではありません。
挫折や辛い経験は誰しもあると思います。
けれど、その経験をどう捉えるかは自分次第です。
私は、過去の経験が今に繋がっていて逆に「その経験があったからこそ」だと思えることがたくさんあります。
私立高校へ入学したおかげで今でも仲の良いかけがえのない大切な友人に出会えました。
大学受験に失敗したけれど、短大に行ったおかげで生徒会の会長になり学祭を盛り上げる楽しさを知ることが出来ました。
編入は出来なかったけれど、就活には成功しました。
入社後とても忙しかったけれど、たいていのことは乗り越えられるようになりました。
職場復帰後の環境はとても辛かったけれど、反面教師で「自分は絶対にそうならないようにしよう」と誰に対しても誠実に、丁寧に接することを心掛けるようにしました。
子育てや自分に自信がなくなった時も、「そんな姿を子どもに見せるわけにはいかない」と学びを深め、他人と比べない自分の軸を築き上げてきました。
そうやって、一つ一つの経験が今に繋がっているのです。
そしてその経験が、自分自身の成長に繋がりまた前を向いて歩けるようになりました。
自分に合った武器を見つける
『王様ランキング』というアニメをご存知でしょうか?(※ネタバレあり)
主人公の“ボッジ”は生まれつき耳が聞こえず、口もきけず、まともに剣すら振れないほど非力な身体の小さな少年。
その父は巨人族というとても大きく力のある、世界で一番腕力があり強靭な肉体を持つ王様。
そんな父と同じ巨人族である母を持つボッジが、何故小さく力を持たないのか?
それは父である“ボッス”王が、生まれてくる我が子(ボッジ)の力と引き換えに自分の願いを叶えてもらったからでした。
そんな生まれつき力を奪われたボッジが、王様になるために、
「どんな人でも強くすることが出来る」と有名な師匠“デスハー”に弟子入りします。
そこで生まれつき筋肉の力がないことを知り、これ以上鍛えたとしても力が強くなることはないと伝えられます。
けれど、「力がなくても強くなる方法」を伝授してもらうべく数多く並ぶ武器庫から「自分に合う武器」をボッジに選ばせます。
その武器を選びに向かう途中で師匠である“デスハー”がいうセリフ
「強くなるにはまず、自分をよく知らなければなりません。
そして相手を知ること。
人は武器で何倍も強くなれるんです。
そして武器を持ち自分を知ることにもなる。
まず自分に合う武器を持ちなさい。
私はこのシーンがとても印象に残っていました。
このアニメを子どもと観ていた時には理由など特に深く考えていませんでしたが、
「自分には何もない」
と感じていた時期だったので、非力で剣も振れなかったボッジが自分で自分に合う武器を選んだ時には心が震えました。
「何もない」のではなく、そこにあるものにまだ「気づいていない」だけかもしれない。
そうして自分の強みに気づけたのなら、その自分に合った武器で自分の道を切り開いていくことが出来るのではないか?
そんな希望が湧いてきました。
まとめ
今回は、「時計の教え」「30代を無駄に生きるな」そして「王様ランキング」より
40代4人の子どもを持つ母である私が、
「30代に出来なかったことを振り返りながら40代のこれからの人生を変えるために意識したこと」
についてお伝えしました。
今、30代の方は是非「自分の棚卸」を定期的に行って「重荷を捨て」、自分の価値を正しく評価してくれる場所に身を置いて下さい。
そして、40代・50代をうまく生きていれていないと感じている方も、今からでも「自分の棚卸」をしてみて下さいね。
今まで意識しなかったことに目を向けるだけで、見えてくる世界は一気に変わります。
それは目からだけでなく、耳から、そして口に出すことで周囲からも今まで意識していなかった情報が入ってきます。
この体感は本当に何度味わっても不思議な感覚です。
動いた人にだけわかる。
勝利の女神は…行動した人間にこそ微笑む
引用:バビロン大富豪の教えより アルカドの言葉
※突然「バビロン大富豪の教え」を出してきてしまいました。。わかる人にはわかる?バンシルとアルカドの名シーンが頭をよぎったので引用させていただきました。
気になる方はこちらの本を読んでみて下さいね↓
あなたは動いた者・そうでない者、どちらの人生を選びますか?