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「なんだか生きづらい…」
「辛いことからなかなか立ち直れない…」
この記事では、そんな辛い思いを抱えている人に“大人の心に響く”「ヨシタケシンスケ」さんのおススメ絵本3選をご紹介したいと思います。
私自身が、辛い気持ちや失った悲しさ・傷ついた心にじんわりと温かさを感じた絵本たち。
ヨシタケシンスケさんはとても有名な絵本作家さんなので、ご存じの方も多いと思います。
やわらかいタッチの絵とインパクトのある色使いに優しいメッセージが込められている。
今回はそんなヨシタケシンスケさんの絵本の中から、「自分の心を守る」ことや「自分で自分の機嫌をとる」ことでイヤなことや辛いこととの向き合い方を学べる、そんな絵本をご紹介させていただきます。
心を守る方法が見つかる絵本
『ころべばいいのに』
この絵本は、主人公の女の子が「きらいなひと」のことを思い浮かべながら
どうして あんなこと いうんだろう?
じぶんがされたら イヤなことを、 どうして ひとに できるんだろう。
みんな いしにつまづずいて ころべばいいのに。
と、考えるところから始まります。
彼女はそこから
- 嫌いな人に対して『頭の中』で仕返しをする。
- イヤなことがあった時は全然関係ないことをして気を紛らわす。
- イヤな気分=「突然のどしゃぶり」、つまり自分ではどうしようのないものと捉える。
- 自分だけの隠れ家を作る。
- 自分を励ますために「好きなものや楽しいことを集める」。
- 嫌いな人は実は「アイツ」によって操られていると「別の存在(理由)」の可能性を考え、相手を直接憎まないようにする。
など豊かな想像力を頭の中で繰り広げていきます。
読み進めていくうちに、「あ、これいいかも!」と自分に合った「心の守り方」がみつかる。そんな一冊になっていると思います。
特に私や子どもたちが盛り上がったのは、自分を励ますための「はげましセット」。
「かわいいボックス」や「きもちいいボックス」・・・など、自分の好きなものや心地いいものを実際に箱に詰めて、自分だけの隠れ家(押し入れ)にセットしていたことがありました^^
「ころべばいいのに」
誰の心にもそういった気持ちが芽生えることがあると思います。
それは決して悪いことではありません。でも、その気持ちにどう向き合うかは自分次第なのです。
イヤなことが自分ではどうしようもないことなんだったら、どうせなら
「なんとかなるんじゃない?」
と自分の好きなことをして楽しい気持ちで過ごす。
そんな彼女のように想像力を働かせて自分で自分の機嫌を取れるように私も(子どもも)なっていきたいと思わせてくれました。
失った悲しさに寄り添う絵本
『もしものせかい』
この絵本は、主人公の男の子が寝ている間に窓から入ってきた猫におもちゃのロボットを持っていかれてしまうシーンから始まります。
そして夢の中でロボットが男の子に語りかけます。
とつぜんで もうしわけないいんだけど、
ボク、もしものせかいに いくことになりました。
『もしものせかい』
とは、
- どうしてもできなかったこと
- ずっと一緒にいたかった人
- 変わって欲しくなかったもの
など、あなたの目の前から消えて
『もしも あのとき…』
と思い出すものたちがいる、現実とは異なる「あなたの心の中にあるもうひとつの世界」のこと。
この絵本の中で、私がとてもグッときた1ページがあるのでご紹介させて下さい。
きみにとって とてもだいじなものが もしものせかいに いってしまったとき。
もしものせかいがおおきくなるかわりに、いつものせかいは すごく ちいさくなってしまう。
それは とても つらいことだ。
たっているのも やっとかもしれない。
何かを、誰かを失った悲しさをこんな風に表現できるヨシタケシンスケさんは本当に素敵だな作家さんだな、と思います。
悲しさに寄り添いながら、優しく希望を照らしてくれる一冊。
あなたの「もしものせかい」にはどんな人やものがあるでしょうか?
心が軽くなる絵本
『にげてさがして』
この絵本では、世の中にはいろんな人がいる。その中には「想像力を使うのが苦手な人」がいる。
そんな「想像力を使うのが苦手な人」に出会い、ひどいことをされてしまった時にすべきことは
「とにかくその人から離れること」
自分を守るために「その場から逃げること」
だと伝えてくれています。
今「生きづらい…」と感じている人に
「逃げることは恥ずかしいことでも悪いことでもないんだよ」
と辛い状況から逃げることを肯定してくれます。
また、動くかどうかを自分で決めることが出来ることも。
自分を変えるために動く人、自分を変えないために動く人。
それを選ぶのは自由なのだと。
やばい!とおもったら すぐうごく。
すき!とおもったら すぐうごく。
ぼくたちは、うごくために いきているんだ。
そんな言葉の数々に、読み終わる頃にはきっとあなたの心も軽くなっていることでしょう。
どうか いつか きみに すてきな なにかが、 すてきなだれかが みつかりますように
あなたの大事な人、大事なものはなんですか?
まとめ
今回は、
【生きづらい人にこそ読んで欲しい!】大人の心に響くヨシタケシンスケさんの絵本オススメ3選!
というテーマで絵本のご紹介をさせていただきました。
あなたの心に響く絵本はあったでしょうか?
私は自分自身が幼少期から「生きづらさ」を感じて生きてきたので、
「子どもの頃にこの絵本に出会えていたらな・・・」
と思いましたし、子どもたちにも何度でも読んで欲しい絵本だと思っています。
悲しいことやイヤなことは防ぐことはなかなか出来ません。
だからここそ、そういった辛い状況に遭った時
「どうやって自分の心を守るのか」
自分で自分の機嫌を取ること、そして自分で決めて行動すること。
そんなことを自分自身も、そして子供たちにも学ばせてくれる。
ヨシタケシンスケさんの絵本はこうしたメッセージがたくさん散りばめられています。
もし、まだ読んだことがない方は是非一度手に取って読んでみて下さい♡
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